SHAMAN KINGを大人になって読み直しています|電子書籍で一気買い
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子どもの頃に途中まで読んでいた『SHAMAN KING』を、大人になった今、読み直しています。きっかけは本当にささいなもので、電子書籍ストアのおすすめに表紙が並んでいるのを見かけて「そういえば最後まで読んでいないな」と思ったこと。序盤を読み直したところで我慢の限界がきて、2025年11月に8集から30集までを立て続けに購入しました。数日でのまとめ買いです。購入履歴を見て自分でも笑いました。
どんな漫画か(ネタバレなしの範囲で)
『SHAMAN KING』は、霊と通じ合う能力を持つ「シャーマン」たちの物語です。主人公は、飄々とした少年シャーマンの麻倉葉。あらゆるシャーマンの頂点「シャーマンキング」を目指して、数百年に一度開かれる大会「シャーマンファイト」に挑みます。
シャーマンたちはそれぞれ相棒となる霊——持霊とともに戦います。武士の霊、精霊、動物の霊。シャーマンと持霊の組み合わせがそのままキャラクターの個性になっていて、この設定だけでわくわくできる方には間違いなく刺さる作品です。
電子書籍で「その先」まで一気に読める
私にとって大きかったのは、完結まで通して読めることです。子どもの頃は連載を追いかけきれず、物語の途中で止まったままでした。当時読めなかった「その先」を、今は自分の財力で最後まで買える。読み返しの楽しさについては 大人になってから大人買いした漫画たち にも書きましたが、この作品はその筆頭です。
そしてもうひとつ、電子で読んでいて助かったのが場所を取らないことです。20冊以上をまとめて買っても本棚は一切増えません。読みたくなったその場で次の巻に進めるので、まとめ買いとの相性が本当に良いです。

大人になってから沁みる死生観
読み直して驚いたのは、この作品の死生観です。シャーマンという設定上、物語には常に「死」と「死者」が隣り合わせにあります。子どもの頃はバトルの格好良さに夢中でしたが、大人になった今は、死を単なる恐怖や敗北としてではなく、生の続きとして静かに描くまなざしのほうが心に残ります。
主人公の葉が口にする「なんとかなる」という構え方も、子どもの頃は脱力系の口癖くらいに思っていました。今読むと、あれは肩の力を抜いた諦めではなく、覚悟の言葉だったのだと分かります。同じページなのに、受け取るものがまるで違う。読み直しの醍醐味だと思います。
持霊との絆は「相棒もの」の名作
もうひとつ、大人になって沁みたのがシャーマンと持霊の絆です。生きている人間と、すでにこの世を去った者が、互いを認め合って背中を預ける。単なる主従でも道具でもない関係が、バトルの熱と一緒に積み上がっていきます。相棒ものが好きな方なら、この点だけでも読む価値があります。
まとめ:止まったままの作品、ありませんか
子どもの頃に途中で止まったままの漫画は、大人になった今こそ読み直すチャンスだと思います。しかも電子なら、置き場所を気にせず何十冊でも手元に置いておけます。私はいま30集の先を楽しみに、続きを読み進めているところです。あの頃の自分に「ちゃんと最後まで読むよ」と言えるのは、ちょっと誇らしい気分です。