『最高の体調』を読んで腸活を始めた話|鈴木祐さんの本にハマっています
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なんとなく不調が続いていた私が手に取った本
ここ数年の私は、大きな病気ではないけれど「なんとなく調子が悪い」が定番でした。朝から疲れている、昼過ぎに集中力が切れる、そしてお腹の調子が安定しない。腸内フローラ検査で総合Cを叩き出したのは以前書いたとおりです。
そんなときに読んだのが、サイエンスライター鈴木祐さんの『最高の体調』でした。結論から言うと、私の生活を実際に変えた数少ない本になりました。
「文明病」という切り口が腑に落ちた
この本の主張をひとことで言うと、現代人の不調の多くは「文明病」である、というものです。人類の体は狩猟採集時代の環境に合わせてできているのに、現代の生活(食事・孤独・情報過多・睡眠不足)とのズレが大きすぎる。そのズレが炎症と不安という形で積み重なり、疲労感やメンタルの不調の根っこになっている——というフレームです。
もちろんこれは「本の主張」であって、私にその真偽を判定する力はありません。ただ、原因をひとつずつ潰すのではなく「ズレを埋める」という考え方は、あちこち不調な私にはとても納得感がありました。個別の症状に対症療法を重ねるより、土台を整えるほうが筋がよさそうだ、と思えたのです。
私は腸内環境の改善から始めた
この本のいいところは、提案される対策が食物繊維・発酵食品・自然に触れる・睡眠といった、地味で実践しやすいものばかりなことです。全部を一気にやるのは無理なので、私は自分の弱点がはっきりしている腸内環境の改善から着手しました。
具体的には発酵性食物繊維を毎日の食事に足す、という運用です。フラクトオリゴ糖で一度挫折して、いまはグアーガム分解物(PHGG)のサンファイバーをヨーグルトに混ぜて続けています。この試行錯誤は フラクトオリゴ糖で挫折した腸弱の私が、サンファイバーに落ち着いた話 に詳しく書きました。
体感としては、劇的な変化というより「お腹の調子が荒れる日が減ってきたかな」くらい。ただ、本を読んだだけで終わらず行動が3週間以上続いていること自体が、私にとっては珍しい成果です。
同じ著者の『社会は、静かにあなたを「呪う」』も読んでいます
すっかり鈴木祐さんの書きぶり(大量の研究を引きつつ、提案は具体的)が気に入ってしまい、同著者の『社会は、静かにあなたを「呪う」』も購入しました。こちらは「世間の当たり前や言葉が知らないうちに自分を縛る」という話で、体ではなく頭の中の文明病を扱っている印象です。まだ読んでいる途中ですが、『最高の体調』が刺さった人には合うと思います。
本の主張と自分の体感は分けておく
最後に自分への戒めも兼ねて。健康本を読むと「これで全部解決だ」と思いがちですが、本に書いてあるのはあくまで著者の整理した主張で、私の体で起きているのは個人差だらけの体感です。私はこの2つを分けてメモするようにしています。「本はこう言っている。私の場合はこうだった」。この距離感で付き合うのが、健康本のいちばん健全な楽しみ方だと思っています。