HUNTER×HUNTER 最新刊の感想【ネタバレ注意】ヒソカと旅団の登場に興奮した
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『HUNTER×HUNTER』の最新刊を買いました。
新刊が出るたびに思うのですが、この作品の新刊を開く瞬間には、他の漫画にはない独特の感慨があります。「また続きが読める」という、シンプルだけれど重い喜びです。
今回はネタバレを含む感想を書くので、未読の方はここで引き返してください。
まず、また読めたことがうれしい
連載再開のニュースが出るたびにSNSがお祭りになるのは、もはや風物詩と言っていいと思います。私も例に漏れず、再開と聞いた瞬間にテンションが上がった側の人間です。
待つのは正直つらい。次がいつ読めるか分からない物語を追いかけるのは、普通に考えれば不安定な楽しみ方です。それでも読者が離れないのは、待った時間を「損だった」と感じさせない中身が毎回きっちり詰まっているからだと思います。
ヒソカと旅団の登場に興奮した
そして今回、いちばん心が跳ねたのがここです。ヒソカと幻影旅団。
この面々が画面に出てくるだけで、空気が変わる。何が起きてもおかしくない緊張感が一気に立ち込めます。長く追いかけてきた読者ほど、彼らの一挙手一投足に「来るぞ」という予感を覚えるはずです。
登場そのものが事件、というキャラクターを何人も抱えている作品は、そう多くありません。
正直、話は難しすぎる。でも盛り上がってきた
これは素直に白状します。話が難しすぎる。
登場人物の数、同時進行する思惑の数、ページあたりの文字量。1回読んだだけでは正直まったく把握しきれません。私は最新刊を読む前に前の巻を読み返しましたし、最新刊自体も複数回読んでいます。それでもまだ拾えていない情報がある気がしています。
ただ、その難しさの向こう側で、王位継承戦がはっきり動き出したという手応えがあります。ずっと盤面の説明が続いていた印象から、ようやく駒が進み始めた感覚。ここからの加速に期待が高まります。
クラピカはツェリードリヒにたどり着けるのか
個人的にいちばん気になっているのがここです。
クラピカがツェリードリヒまでたどり着けるのかどうか。物理的な距離の問題だけでなく、時間、体力、周囲の思惑、あらゆるものが立ちはだかっている状況です。
クラピカという人物は、目的のためなら自分の寿命すら差し出しかねない危うさを抱えたキャラクターです。だからこそ、彼が前に進むほど胃が痛くなる。読んでいて「頼むから無事でいてくれ」と思ってしまう主人公格は、なかなかいません。
また来た、カードゲームのどんでん返し
そしてこの作品といえば、これ。カードゲームでのどんでん返しです。
読者に「こういう勝負なのだな」と思わせておいて、その理解ごとひっくり返してくる。しかも後から振り返ると、ちゃんと成立している。毎回やられていると分かっているのに、それでもやられます。
この「ルールの提示と、ルールの裏をかく発想」の切れ味こそが、私がこの作品を追い続けている理由のひとつだと思っています。
新大陸はどうなるやら
そして忘れてはいけないのが、暗黒大陸。
船上の戦いに目を奪われがちですが、そもそもこの航海の先には未知の大地が待っているわけです。あの序盤で提示されたスケールの話が、いつどう回収されるのか。想像するだけでワクワクします。
正直、生きているうちに結末が読めるのだろうかという思いもよぎります。それでも、こうして続きが読める限り、私はずっと追いかけると思います。
まとめ:待てる漫画がある人生は豊かだと思う
すぐに続きが読める漫画もいい。完結済みを一気読みするのも最高です。でも、「いつ来るか分からない続きを、それでも楽しみに待てる漫画」がある人生は、それはそれで豊かだと思うのです。
次の巻が出たら、また読み返してから挑みます。
一気読み派の散財記録は 大人になってから大人買いした漫画たち にまとめています。次の巻を待つ間のお供に、どうぞ。