このブログは英語がダメダメだった私が海外赴任をするまでの物語を書いたものです。とても恥ずかしい過去を語っています。
「こんな人でも海外で働けたんだ」と参考にしていただければと思います。
TOEIC400から1年で700まで到達し、海外で英語を使って仕事をしていた学習の道のりを以下のブログにまとめました!ぜひ参考にしてください。
在外公館派遣員を目指す
海外で働くと決めてからの進路を決める
海外で働くと決めてから様々な仕事を探しました。ちなみにこのときに仕事をすでにやめてしまっていたのは私の最大の失敗でした。当時の私には正当と思ってた理由はあったのですが、それでも私は仕事を先にやめるべきじゃなかったです。
仕事をやめたことがのちのち金銭的余裕をなくしてしまい、勉強にもかなり焦りが生まれてきます。
しかし!もしやめてしまっている方がいたら、やめてしまったものは仕方がなし!アルバイトなどしましょう。反省したら、選んだ道で最善を尽くすべき。
「海外で働く仕事って沢山あるけど、どうしようかな?」ということで、いろんな企業を調べたり、青年海外協力隊の説明会にいったり、いろんな人の話を聞きました。
そんな中で私が興味をもったのが、「在外公館派遣員」という、お仕事です。ご存知ない方のためにも簡単に説明をします。
在外公館派遣員とは、在外公館で事務補佐の仕事をするお仕事です。在外公館とは、大使館や総領事館や政府代表部を指し、外務省の方々と現地で働くお仕事です。お国のお仕事のお手伝いをさせてもらうんですね。
この仕事が身の丈にあってたかはさておき、目指すのは自由。1年間と期間を決めて、英語の勉強と在外公館派遣員の勉強を頑張ることを決めました。
在外公館派遣員に興味を持ったのは講演と漫画
ちなみに、私が在外公館派遣員を知ったきっかけは講演と漫画でした。
勤めていた会社の研修で外部講師として、お招きした経営者の方が昔大使館で在外公館派遣員として働いていたことがあり、当時のお話を聞かせてくれました。
講演が終わったあとも興味があり時間を割いてもらって話を聞きました。
また、当時読んでいた漫画で「ジャポニカの歩き方」という漫画がありました。
たまたまお世話になった方の勧めで読んだ本です。これがとても面白い。
外務省で働いていた父を持つ筆者が実体験も交えながら、ひょんなことから派遣員としてラオスで働くことになった男の子の物語を描いたものです。
ちょっと現実離れした話もありますが、こんな仕事があるのかと読み入った漫画です。
大使が登場するのですが、大使から出る示唆に飛んだ表現が、ふと大事なことに気付かされます。
「自分が受けた不利益は、しっかりと利益に変える」
という考えはこの本から学びました。
在外公館派遣員についてもう少し詳しく
在外公館派遣員の仕事は幅広く、大使や領事のお手伝いをするお仕事です。3年間の人気があり、任期満了まで現地で職務に当たるのです。
また、在外公館派遣員として働いた方は、働きながらお金をためて、派遣員終了後海外の大学に進学する方もいるそうです。
募集公館は年によって変わります。前任者の任期があるので、前任者の人気が満了し欠員が出たら交代になるのだと思います。
大使館や総領事館は英語圏だけではなく様々な国にあります。なので、英語以外の語学を習得した人でも十分に活躍できるのです。
在外公館派遣員についての書籍や試験対策の本はあまりなく、私が購入したのは以下の本でした。過去に派遣員として働いた方々の体験談が載っていて、とても参考になりました。
受験談序章
先に結論からお伝えしておくと私は派遣員にはなれませんでした。残念ながら1次試験すら通ることはありませんでした(笑)
派遣員のお仕事は説明会が開催されていました。説明会では、派遣員の仕事の概要と質疑応答、そして派遣員として働いていた方からの経験談を聞くことが出来ます。
また、申込書はネットからダウンロードすることもできますが、説明会にいくと申込書の原本がもらえます。
説明会に出たかどうかが選考に関わるかはわかりませんが、書類に説明会への参加の有無にチェックする欄があったのでもしかしたら関係するのかもしれません。
また、応募公館は3つほど希望を書くことができます。第一希望がだめでも、第二希望で通ることもあるかもしれません。私は1次試験を通過できなかったのでわかりませんが、、(笑)
私は当時アフリカ圏での仕事を希望していました。ただし、当時エボラ出血熱が流行った時期でした。
両親にも相談しましたがやはり反対され(在外公館派遣員の応募書類には両親の同意について記載する箇所があるのです)、ヨーロッパを受験しました。
ヨーロッパ志望の方は多そうですよね。もちろん倍率は公館によって変わるので、結果に大きく影響すると思います。
試験について
書類審査については、私は当時無職でしたが落ちることはありませんでした。また、英語についての資格もなかったので、恐らく厳しく見てないのではないかと思っています。
1次試験については、筆記試験で選択した語学と一般常識の試験です。私の場合はもちろん英語でした。
当時の試験の話にはなりますが、英語の筆記試験はTOEICなどの試験と似ていたので、TOEICで高得点が取れる方は問題ないレベルかと思います。
一般常識については、私にはかなりレベルが高かったです。時間がない!めちゃくちゃ早く解かないと全問とききることはできないですね。
正直、自信はありました。というのも、筆記試験については就活時、大手企業の一般常識などで落ちたことがなかったんですね。もちろん念の為対策もしていましたが、想像以上に時間が足りませんでした。
CABを解くスピードで、一般常識の問題を解いていくといった感覚でした。しかし、恐らく私が落ちた理由は英語のレベルが低かったからだと思います。うん。間違いない!
次回は私の英語の勉強についてお話したいと思います。本日もお読みいただきありがとうございます。