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鬼滅の刃を全巻読んだ勢いで英語版「Demon Slayer」を買ってみた

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全23巻を完走した勢いで、英語版に手を出しました

今さらながら、鬼滅の刃を読みました。それも全23巻を一気買いして、そのまま完走です。社会現象になっていた頃は「いつか読むリスト」に入れたまま寝かせていたのですが、読み始めたら止まらないというのは本当でした。

問題はここからです。読み終えた直後の、あの「もっと鬼滅に浸っていたい」という熱量の行き場がない。そこでふと思い出したのが、昔から頭の片隅にあった「好きな漫画の英語版で英語を勉強する」というアイデアでした。気づいたときには、英語版「Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.1」をポチっていました。

鬼滅の刃 コミック 全23巻セット
鬼滅の刃 コミック 全23巻セット 私はセットで一気買いしました。途中で止まれないので週末前の購入推奨です

内容を知っている漫画は、英語教材として想像以上に優秀

英語版を読み始めて最初に感じたのは、「話を知っている」ことがこれほど強い補助輪になるのかという驚きでした。具体的にはこんな感じです。

  • 知らない単語で詰まっても、場面から意味を推測できる。日本語版で23巻分の展開が頭に入っているので、「この場面でこのセリフなら、たぶんこういう意味だ」と当たりがつきます。辞書を引く回数が激減しました
  • セリフは口語表現の宝庫。教科書ではまず出てこない、感情がのった生きた言い回しが1ページに何個も出てきます
  • 「あのセリフ、英語で何て言うんだろう」が最高のモチベーションになる。私の場合、「全集中の呼吸」がどう訳されているかを確認するのが楽しみで読み進めていました(Total Concentration Breathing でした。直球!)

洋書に挑戦して10ページで挫折した経験のある方にこそ、「内容を知り尽くした漫画の英語版」という入り口を勧めたいです。挫折ポイントの「話がわからなくなる」が、原理的に発生しないので。

Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.1(英語版)
Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.1(英語版) 全巻読了の勢いで購入。技名の英訳を確かめるだけでもページが進みます

ただし、漫画「だけ」では英語力は伸びません

期待させておいてなんですが、正直な注意点も書いておきます。

漫画は擬音語だらけで、セリフも文法的に省略されたものが多く、体系的な英語学習にはなりません。あくまで「英語に触れる時間を楽しく増やす教材」と割り切るのが正解です。

実際にページを開くとわかりますが、戦闘シーンは見開きがほぼ擬音ということも珍しくありません。主語が省略された叫び声のようなセリフから文法を学ぶのは無理があります。

なので私は、基礎トレーニングは瞬間英作文で続けつつ、その「実弾」に触れる場として英語版漫画を使うという併行スタイルに落ち着きました。基礎固めのやり方は、私がTOEIC 700点を取るまでにやった勉強法社会人のやり直し英会話・独学まとめに書いたとおりで、今も変わっていません。

まとめ:推し漫画は最高の英語ドリルになる

「英語をやり直したいけど教材が続かない」という方は、参考書を増やす前に、自分が読み込んだ漫画の英語版を1冊買ってみてください。学習というより答え合わせの感覚でページが進みます。まずは全巻読破級に好きな作品で試すのがコツです。私はこのままVol.2に進むかどうか、財布と相談しています。