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ローソンアゴヒゲトカゲは臭い?飼ってわかった「臭うところ」と「臭わないところ」

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ローソンアゴヒゲトカゲ(ランキンスドラゴン)を飼おうか迷っている方が、いちばん気にするのが臭いだと思います。私も飼う前は「部屋がペット臭くなるんじゃないか」と本気で心配していました。

先に結論を書きます。部屋は臭くなりません。ただし、うんちの処理をする瞬間だけは鼻が曲がります。

この記事では、実際に飼っていた私が「どこは臭わないのか」「どこが臭うのか」「どう対策していたのか」を正直に書きます。

結論:本体はまったく臭いません

まず一番の朗報です。トカゲそのものは無臭です。

犬や猫のような体臭がありません。抱っこしても手が臭くなりませんでしたし、顔を近づけても何も匂いませんでした。ケージの前を通っても何も感じませんでした。哺乳類のペットで想像する「動物のにおい」は、爬虫類にはないと思ってもらって大丈夫です。

汗をかかないので体が脂っぽくならないのと、そもそも代謝が哺乳類ほど活発でないことが理由だと思っています。「来客が来たときに部屋が動物くさい」という心配は、この生き物に関してはしなくていいです。

私も飼う前はここが一番不安でしたが、実際に飼い始めてみると拍子抜けするほど無臭でした。

臭うのはうんち。それも相当なものです

では何が臭うのか。うんちです。これだけは覚悟してください。

以前も書いたのですが、鼻が曲がるほど臭いです。部屋全体が臭くなるわけではありません。ケージの中に落ちているぶんには、少し離れれば気になりません。ただ、処理をするために近づいて、つまみ上げて、袋に入れるまでの数十秒——ここの臭さがなかなかのものなのです。

小動物のうんちだから軽いものだろう、と思っていると裏切られます。体は小さいのに、においの濃度は驚くほど高いです。初めて処理したとき、思わず声が出ました。

なお、うんちの回数は季節によって変わります。うちの子の場合、寒い時期は週に1〜2回、暖かくなると1日1回、多いと2回でした。つまり臭いと向き合う回数も季節で変わるということになります。夏場のほうが処理の頻度は上がります。

対策1:防臭袋を使う(これが決定打)

対策としていちばん効いたのは、単純ですが防臭袋です。

普通のポリ袋に入れてゴミ箱に捨てると、ゴミ箱を開けるたびに臭います。うちでは赤ちゃんのおむつ用として有名なBOSの防臭袋を使っていて、これに入れてしまえばゴミの日まで一切臭いませんでした。爬虫類飼育において、私はこれをほぼ必須アイテムだと思っています。

数百円で、処理のストレスがまるごと消えます。飼い始めるなら、ケージやライトと一緒に最初から用意しておくことをおすすめします。

驚異の防臭袋 BOS (ボス) ストライプパッケージ /白色SSサイズ200枚入
驚異の防臭袋 BOS ストライプパッケージ SSサイズ 200枚入 うんち処理の必需品。これに入れればゴミの日まで無臭です

対策2:とにかく早く取る

当たり前の話ですが、放置しないことが最大の対策です。

出たらすぐ取る。これだけで臭いはほとんど問題になりません。逆に半日放置すると、乾いて岩やシートにこびりつき、掃除も面倒になり、においも残ります。

私が困ったのは、家を空けているあいだに出てしまったときです。帰ってくるとうんちまみれになって歩き回っていたことが何度かありました。こうなるとシャワーで体を洗って、ケージも大掃除でした。日中に長く家を空ける日は、出かける前にケージをきれいにしておくだけでだいぶ違います。

対策3:うんちの場所を固定してしまう

これは飼い始めてから気づいたコツです。

うちの子は基本的に岩の上でうんちをする子でした。バスキングライトの下が岩なので、日光浴をしながら出す習慣がついたのだと思います。岩やシートの上なら拭き取るだけで済むので、掃除が圧倒的に楽でした。

逆に、木のオブジェや溶岩石の上でされると、凹凸に入り込んで掃除が本当に大変になります。においも残りやすいです。

なので、掃除しやすい素材の上でする習慣をつけてもらうのは、におい対策として地味に効きます。うちではバスキングスポットの下を掃除しやすいものにして、そこでする流れを崩さないようにしていました。日光浴のときは下にラップを敷いておくと、そのまま包んで捨てられて便利でした。

対策4:ケージの拭き掃除はアルコールなしで

ケージの中を拭くときは、アルコールの入っていない濡れティッシュを使っていました。体を拭くときも同じです。

爬虫類はデリケートなので、消臭スプレーや除菌シートの成分が残るのが心配で、うちではこの方法に落ち着きました。においの元は基本的にうんちなので、うんちさえ早く取ってしまえば、拭き掃除は水拭きで十分間に合っていました。

強い消臭剤や芳香剤をケージの近くで使うのは避けたほうが無難だと思います。においの元を断つほうが、結果的に確実です。

まとめ:臭いを理由に諦める必要はないと思います

整理すると、こうなります。

トカゲ本体は無臭で、部屋がペット臭くなることもありません。臭うのはうんちだけで、それも処理する瞬間に限られます。そして防臭袋を使い、放置せずに取れば、日常的に臭いで困ることはほぼなくなります。

私は飼う前、臭いを一番の懸念にしていました。今振り返ると、心配していたポイントと実際に大変だったポイントがずれていたという感想です。部屋のにおいは杞憂でしたし、逆に「処理の瞬間だけこんなに強烈なのか」というのは想定外でした。

これから迎えようか迷っている方は、臭いを理由に諦める必要はないと思います。防臭袋だけ先に買っておいてください。

飼育全体の話は ローソンアゴヒゲトカゲ(ランキンスドラゴン)の飼育経験談 に、うんちの詳しい話は ポロのうんちのおはなし にまとめています。